モバイルファーストインデックス|もうレスポンシブサイトじゃないとGoogleランキングは上がらない

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筆者が運営しているサイトなんですが、2018年9月6日から急激にアクセス数が落ちてしまいました。それが、2018年9月19日から徐々に復活し、現在はダウンする前よりもアクセス数は多くなっています。

これには何か原因があるはず。どうやら「モバイル ファースト インデックス(MFI)」が影響しているっぽい。

そこで、モバイル ファースト インデックス(MFI)についていろいろと調べてみました。

どんなホームページがモバイルファーストインデックスの影響を受けるのか、また、どのように対応すれば良いのかなどをご紹介していきます。

目次

Google Search Consoleにメッセージが

サイトへのアクセス数は、多くのサイト開設者同様、筆者も開設直後からずーっと気にかけていました。

毎日のようにGoogleアナリティクスを見てはため息。

しかし、少しずつ成長してはいました。まるで赤ちゃんの成長のように...ゆっくりゆっくり。

それが、2018年9月6日に急激にアクセス数がダウンして成長が止まってしまったのです。

その後は低迷状態。まるで、サイト開設時を思い出すほどでした。

数日間様子を見ましたが回復する様子もなく、「確かにコンテンツも全く更新していないしGoogleに見限られたか...」と諦めモードに突入していました。

すっかりやる気を無くした筆者は、2週間ほどGoogleアナリティクスもGoogle Search Consoleも見ることなく毎日を過ごしていました。

2018年10月に入って、何気なくGoogleアナリティクスを見てみるとなんとアクセス数が戻ってきているではありませんか!ちょっと感動です。

でも、なんで?

もしかして、Googleの検索ルールが変更になったのか?などと考えつつ、Google Search Consoleを覗いてみました。

すると、メッセージが届いているではないですか。

メッセージのタイトルは、

Mobile-first indexing enabled for http://www.xxxxxxx.com/ 2018/09/20

2018年9月20日に届いていたようです。

その頃は、アクセス数はもう戻ってこないだろうと諦めていたためGoogleアナリティクスもGoogle Search Consoleも全く見ていなかったのです。

メッセージの内容は、

モバイル ファースト インデックスが有効になっているため、スマートフォン用 Googlebot のログでサイトのトラフィックが増加している可能性があります。また、モバイル版のコンテンツから Google 検索結果のスニペットが生成されるようになることもあります。

背景: モバイル ファースト インデックスは、インデックス登録とランキングの決定についてモバイル版のコンテンツを使用することで、ユーザー(主にモバイル ユーザー)が探している情報を見つけやすくするための仕様です。弊社のクロール、インデックス登録、ランキングのシステムは、これまでは PC 版のサイトのコンテンツを使用していたため、PC 版とモバイル版でコンテンツが異なる場合、モバイル検索に不都合が生じることがあります。弊社の分析によると、お客様のサイトのモバイル版と PC 版は類似しています。

とのこと。

どうやら、モバイル ファースト インデックスなるものが有効になったからモバイルからのアクセスが増えるかもよ!ということらしいです。

確かに、振り返ってみれば2018年9月19日からアクセスが増え始めているんです。

Google Search Consoleからのメッセージが先に届くことはないでしょうから、前日の19日からアクセス数が上がったのは、この「モバイル ファースト インデックス」が影響していることは間違いないでしょう。

そもそも、モバイルファーストインデックスってなに?

Googleはすでに、今後はパソコンサイトではなくスマホサイトをページ評価の基準とするという施策を発表しています。

どんなキーワードで検索されたときにページを表示するのか、検索順位をどのように位置づけるのかの判断もモバイルサイトをもとにおこなうというものです。

つまり、これがモバイルファーストインデックス、「モバイルを優先してインデックスするよ!」ということです。

モバイルファーストインデックスとは

*Mobile First Index、略称MFI

これまで、コンテンツの質の評価はパソコンサイトの内容をもとに検索エンジンがインデックスして評価していました。

それを、パソコンサイトではなくスマホサイトを評価の主軸にしてインデックスするという方針転換のことをいいます。

インデックスとは、検索エンジンが派遣したクローラー(サイトを巡回するプログラム)がページの内容を読みとり、検索エンジンのデータベース内に整理・登録されている状態のことをいいます。

インデックスされた情報をもとにGoogleなどの検索エンジンは表示するページの判断や検索結果の順位決定をおこなっています。

MFIが適用されたサイトでは、クローラーはスマホサイトを中心に巡回して検索エンジンのデータベースにインデックスします。

つまり、MFI適用後は、パソコンサイトではなくスマホサイトのコンテンツが判定の基準とされるということです。

パソコンサイトとスマホサイトのインデックス方式の違いとは

それでは次に、パソコンメインのインデックス方式とスマホメインのインデックス方式を比較してみます。

スマホサイトはクオリティの判断材料にされてなかった

これまでのGoogleは、パソコンサイトのページ内容をもとにコンテンツのクオリティを判断していました。

逆にいえば、スマホサイトのページ内容は主たる判断材料にはされていなかったのです。

スマホはモバイルフレンドリー補正で調整

スマホ検索時は、「モバイルフレンドリー補正」という補正を行い検索順位を調整していました。

そのため、スマホで検索したときにはパソコンでの検索結果とまったく同じ結果を表示していたわけではありません。

文字・画像の大きさやレイアウトをスマホの画面に最適化して、ユーザーが見やすいようにスマホ対応されているページは検索順位を上昇させ、逆にスマホ対応していないページは順位を下落させていました。

スマホから検索したときには、スマホで見やすいページが上位を占めているほうが検索ユーザーの満足度も高まるからです。

これまでは、スマホから検索している場合でも、Googleはパソコンサイトのデータをもとに検索結果を作成していることに違いはなかったのですが、モバイルフレンドリーに合格しているページはより上位に表示されるよう補正をかけていたというわけです。

Googleがホームページをスマホ対応しているかどうかを判定する基準のことをモバイルフレンドリーと呼びます。

モバイルフレンドリー対応済みか確認するには

サイトが、モバイルフレンドリー対応済みか確認するには以下のサイトで確認できます。

モバイルフレンドリーテスト(Google)

 

googleモバイルフレンドリーサイト

googleモバイルフレンドリーサイト

 

モバイルフレンドリーサイトの場合

モバイルフレンドリーサイトの場合

 

モバイルファーストインデックス(MFI)が適用されたサイトのインデックス方式

MFI開始後は、これまでのパソコンサイトとは反対にスマホサイトのコンテンツをもとに検索エンジンがインデックスをおこないます。

どんなキーワードで検索されたときにそのページを表示するのか、あるいは何位にランキングするのかの判断材料もスマホサイトが基準になります。

それだけでなく、titleタグやdescriptionなどのSEOの重要項目もスマホサイトのものが反映されます。

つまり、モバイルファーストインデックスが適用されたサイトでは、これまで「パソコンサイト(主)・スマホサイト(従)」の関係性だったのが、「スマホサイト(主)・パソコンサイト(従)」へ大転換されるということです。

なぜGoogleはスマホ重視のインデックスにしたのでしょうか

それでは、なぜGoogleはパソコン重視ではなくスマホ重視に切り替えたのでしょうか。

パソコンよりもスマホやタブレットからの検索が多数派

2015年頃から、ネットでの検索はスマホやタブレットからの検索がパソコンを抜き多数派となりました。

現在はすでにモバイル検索が過半数を突破しています。

Googleがこのようなパソコンサイトとスマホサイトの比重を逆転させる大転換をおこなった背景には、スマートフォンからの検索利用回数が爆発的に増えていることがあります。

2015年にGoogleはモバイル検索の割合が過半数を突破したと発表しました。つまり、パソコンからの検索は少数派に転落したのです。

すでにパソコンから検索している人よりも、スマートフォンやタブレットから検索を利用している人のほうが多いということです。

スマホは手軽

スマホは、パソコンとは違い色々なシチュエーションで手軽に検索できるという大きなメリットがあります。

パソコンは利用できるフィールドが主に室内に限られているのに加え立ち上げるのにも時間がかります。

それに対しスマホは屋外でいつでもどこでも利用できます。

電車の待ち時間などちょっと手が空いたときや、どこでランチを食べるか検索するといったように利用の幅が広くなります。

パソコン検索よりスマホ検索のほうがはるかに利便性が高く、シチュエーションも限定されないので検索利用回数の逆転が起こったのでしょう。

スマホの方が検索ユーザーの満足度が向上する

スマホユーザーをメインにしたほうがパソコンユーザよりも検索ユーザーの満足度が向上するといったこともあげられます。

すでにスマホから検索している人のほうが多いのに、従来のようにパソコンサイトのデータをもとに作成した検索結果を表示し続けていては、検索ユーザーのニーズと検索結果にギャップが生じかねません。

それはつまり、最終的にGoogle自体の顧客満足度を損ねてしまうことに繋がります。

今後もモバイル検索優勢の傾向は加速するでしょうから、このような状況を踏まえてGoogleはモバイルサイトを検索結果作成の基準に据えることになったわけです。

モバイルファーストインデックスの影響を受けるホームページ

それでは、どのようなホームページがモバイルファーストインデックスの影響を受けるのでしょう。

スマホサイトのコンテンツが少ないホームページ

スマホサイトのコンテンツが、パソコンサイトよりも極端に少ないホームページは影響を受けやすいでしょう。

ホームページ内の一部のページしかスマホサイトに掲載していないとか、スマホサイトのコンテンツが極端に少ないホームページはモバイルファーストインデックスの適用により悪影響を受ける可能性があります。

主要ページのみスマホ対応している

これまでGoogleは、パソコンサイトのコンテンツをもとにページのクオリティを判断していました。

そのため、主要ページのみをスマホ対応するということでも致命的なダメージを受けることはありませんでした。

一部の企業で、「スマホ対応するのはコストがもったいないから」と一部のページしかスマホサイトに掲載しないということも多かったのはそういう理由からです。

中途半端なスマホサイトだと評価されるコンテンツが減少する可能性がある

モバイルファーストインデックス適用後は、パソコン中心で構成されたホームページは少なからず影響を受ける危険性があります。

検索エンジンのインデックス登録の判定基準がパソコンサイトからスマホサイトに変更されるので、主要ページしかスマホ対応していないホームページだと評価されるコンテンツ数が少なくなる可能性があるからです。

MFI適用に伴う影響

MFI適用後にホームページの評価コンテンツ数減少が発生した際の悪影響についてご紹介します。

考えられる影響は評価、順位の下落

もし、MFI適用後に評価されるコンテンツ数が減少した場合はつぎのような悪影響が考えられます。

・コンテンツ数減少でホームページ全体の評価が低下する
・評価低下によって検索順位が下落する

中途半端なスマホ対応をしているホームページやまったくスマホ対応していないホームページではこれらの悪影響が懸念されるので早急にホームページ内の全ページをスマホ対応する必要があります。

また、パソコンサイトでは長い文書を多く載せているのに、スマホサイトでは見栄えを気にして文章を削っている場合なども評価が悪化する危険があります。

しかしGoogleは甚大な影響が発生するわけではないと

しかしGoogleは、

スマホサイトが存在せずパソコンサイトのみのホームページも、中小企業を中心に依然として多いと思いますが、その場合でもまったくコンテンツがインデックスがされないなどの甚大な影響が発生するわけではない

と発表しています。

「まったくコンテンツがインデックスがされない?」...とても気になる言い方です。「一応インデックスはするけどね...」的な。

パソコンサイトのみのホームページは、MFIによる影響は大きくないがモバイルフレンドリー補正の悪影響はすでに発生していると考えられます。

モバイルフレンドリー補正の順位低下や離脱率上昇は現状でも発生している

それでは、ホームページのスマホ対応を進めなくてよいのかといえばそうではありません。

モバイルフレンドリー補正の順位低下や離脱率上昇は現状でも発生しています。

なにより、モバイルフレンドリー補正による順位低下のデメリットは現在も発生し続けているのです。

加えて、スマホ未対応のサイトはスマホの小さな画面では見づらくバナーボタンやリンクも指で押しづらいので、訪問者にストレスを与えて他のホームページへ逃がしてしまいます。

つまり離脱率が上昇しているのです。

ビジネスの場面でもスマホの利用率が増えている

現在はビジネスの場面でもスマホの利用率が増えています。

特に従業員100人以下の中小企業では仕事でスマホを利用している割合が7割を超えています。

実際、初商談で訪問する前にその企業のホームページをスマホでチェックして、事業内容や地図を再確認することはよくあることです。

人材獲得で後れをとってしまう

ホームページがスマホ未対応だと人材獲得で後れをとってしまうことも考えられます。

多くの就活生や求職者はスマートフォンで企業のホームページをチェックしています。

マイナビのアンケート調査では、「採用ホームページはスマートフォン向けに最適化(スマホ対応)されていた方がよいか?」との質問に対し、「最適化されていた方がよい」と答えた方が45.8%と一番多く、「PC画面と同様でも気にならない」の11.6%を大きく引き離しています。

よほど名前の知れている大企業でもなければ、求職者の企業に対する第一印象はホームページで決定しますが、スマホ未対応で情報が読み取りづらい、リンクやバナーボタンが指で押せずページ間の移動もままならないホームページでは、求職者の印象も悪くなってしまうことは容易に想像がつきます。

求職者は多数の企業を同時に比較していますから、このようなちょっとした手間や面倒臭さによって「この会社は情報が見づらいから除外して、別の会社のホームページを見てみるか」となってしまうことも多いでしょう。

まとめ

すでに全ページをスマホ対応しているホームページなら特にMFIを気にする必要はありません。

Googleは今後もモバイルファースト、つまりスマホ検索の利便性を重視していくでしょう。MFIはその一環と考えられます。

結論をいえば、すでに全ページをスマホ対応しているホームページであればMFIをあまり気にする必要はないでしょう。

ただし、スマホサイトがない、あるいは中途半端なスマホ対応をしている場合は注意が必要です。

中途半端なスマホ対応しかしておらず、パソコンサイトと比べてスマホサイトのコンテンツが極端に少ないホームページは、できるだけ早くすべてのページをスマホ対応するように検討すべきです。

さらに、完全にパソコンサイトのみのホームページも、モバイルフレンドリー補正によるスマホ検索時の順位低下や、スマホ閲覧時の離脱率上昇というデメリットはすでに発生しているわけですから早めにスマホ対応しておくことに越したことはありません。

現在のホームページを全ページスマホ対応するようにリニューアルすれば、MFIの悪影響を受けることもありませんし現在発生しているスマホ未対応のデメリットも解消できます。

この記事をご覧になったみなさんも、この機会にホームページのスマホ対応状況を見直してみてはいかがでしょうか。

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