こんな忘年会もうイヤだ!悪口大会、一発芸強要

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酒の場で顔を合わせたくない人、気を使う人と一緒に時間を過ごさなければいけないのが忘年会なのだ。誰もが経験!?忘年会のモヤモヤ。年末の喧騒を際立たせるのが忘年会の存在である。

今年も、いくつもの忘年会をこなし、師走を駆け抜けてきた人が多いのではないか。もしかしたら、大晦日前になった今でも、まだ忘年会ラッシュが終わっていないという人もいるかもしれない。

忘年会といえば「無礼講」で楽しむものだとされているが、多忙な時期にお酒を飲むイベントであるからこそ、トラブルはつきもの。年を忘れ、新年に向けて心を新たにするつもりが、重大な禍根を残す事態になる可能性もあるから注意が必要だ。

今回は、忘年会でのうんざりした振る舞いや非常識な言動について、アンケートや聞き取り調査を実施した。自身が体験したモヤモヤを振り返りながら読み進めてほしい。

女性をコンパニオン扱いするおじさんたち

まず、取材した中で最も多かったのが、女性からのこういった不満だ。

「女性はコンパニオン、下っ端は店員さんごっこをしないといけない」(20代女性)
「女性社員が男性社員に配膳したりお酒をついだりしなければいけないこと」(20代女性)

女性社員が男性社員を接待する――。現代社会の感覚からするとあり得ない事態のように思えるが、このような前時代的な忘年会を開催している会社もいまだにある。

さらには、このような声もあがっている。

「若い子は気が利かないからという理由で座席が固められ、忘年会中もただの飲み会のようにキャッキャしているなか、私のような入社6年目ぐらいの女性社員は、気が利く、コミュ力があるという理由で管理職の隣の席を指定される」(20代女性)

これではまるで、忘年会は管理職(主に男性の)のためにあるかのようではないか。

一年の苦労を労うはずの会で、余計にストレスを溜め込んでしまう女性がいるとしたら、それは忘年会などではなく、ただの「我慢大会」だ。

管理職がそうした状況にまったく無頓着である場合、社内での評判を著しく落とす原因になってしまう。

それこそ本人たちは「無礼講」のつもりなのかもしれない。しかし、その無礼講は、もはや現代社会では通用しないのだ、ということを肝に銘じたほうがいいだろう。

ほかにも、「上司が、新入社員に一発芸の披露を強要する忘年会」(20代女性)との不満もあった。

どこまでがOKで、どこまでがNGかという線引きは難しいものの、忘年会でハラスメントを受けたと感じる人が出てくる可能性があることにも留意したい。

特に、体育会系ノリが残っている会社では、十分に配慮しなければならない。

忘年会という名の「悪口大会」

年が終わることからの開放感と、お酒によって気が大きくなる人が出るのも忘年会の特徴だ。

「来年こそは、一緒に何か面白いことをやりましょうよ!」と笑顔で言ってくる人が、新年になったらそのことをすっかり忘れるなんてことはよくあることである。そういうことを言う人は、たいてい次の年の忘年会でも同じ話をしている。

「酒に酔っ払った勢いで、自分が属する部署の問題点や改善点を鋭くぶちあげている(つもり)の上司。そんなに会社に対して使命感があるなら、今年のうちに行動を起こしてほしかった。おそらくこの上司は来年も行動しないと思う」(30代男性)

一方で、忘年会が「愚痴大会」になってしまうことに対して違和感を抱く人もいる。

「上司たちが、他人の愚痴で盛り上がっているのがしんどかった。前向きな話題したい」(20代女性)
「忘年会という名の悪口大会。話を合わせて愛想笑いしなければいけないし、ネガティブオーラを3時間も浴びせられてお金取られるのは本当に理不尽」(30代男性)
「社内の噂話ばかりで盛り上がる忘年会にはうんざりした」(40代男性)

愚痴で盛り上がるのも一つの楽しみ方ではあるが、やりすぎには注意したほうがいい。

ストレス発散のつもりが、余計に鬱屈した思いを溜め込む結果になってしまっては本末転倒だ。

終電まで連れまわされてタクシー代は自腹

そして、やっぱり多かったのが「そもそも忘年会に参加したくない」という意見だ。

「終電まで連れまわされたのにタクシー代をもらえなかった。行きたかったわけじゃないのに、結局自腹で帰ったのでモヤモヤ」(20代女性)
「そもそもクソ忙しい12月に開催されるのが迷惑。年末進行でただでさえ忙しいのに、夜に仕事がはかどる私としては、12月の夜の何日かを忘年会で潰すのは納得いきません。11月にやってと思う。なので、今年はすべて断りました。あと、ろくに会ってもない人と今年初めて会うのが忘年会というのも変だなと思い、そういう会にも出席はしません。あなたと忘れることなんてないわ、と」(30代女性)
「社内の納会で、バブル時代のイケてた自慢を始めるアラ還社長と、それをただひたすら賞賛する社員たちと、その空気が辛すぎてひっそりとデスクに戻った自分を連れ戻しに来るお局さま。お酒も飲み会も大好きだけど、職場の人とは飲みたくありません」(40代女性)

プライベートではなく職場の飲み会では特に、このような意見が集まりがちである。

忘年会でここまでフラストレーションを溜める人が多いなら、もう忘年会というイベント自体をなくしてしまえばいいのでは、とさえ思うが、そう簡単にはいかない。

忘年会は日本の年末の風物詩として定着しており、前出の30代女性のようにすべて断るのには勇気がいる。だからこそ、忘年会でモヤモヤを抱え込む人が多いのだ。

飲食業界から見た忘年会とは?

少数意見としては、以下のようなものがあった。

「飲食の仕事をしていると、(会社にもよりますが)忘年会がないことが多いです。分煙ではない客室にサービススタッフとして入るときは『受動喫煙じゃないの?』とモヤモヤしながら、モクモクした忘年会会場を行き来しています」(30代女性)
「忙しい人なのだろうけど、忘年会から忘年会をハシゴしている人。途中で、次の忘年会があるからと退席。悪いことではないけど、大変そうだなと思う」(30代女性)

さまざまな思惑が交差する日本の忘年会、という名の季節の風物詩。不満が噴出しながらも、おそらく来年も再来年も10年後も100年後も開催され続けるだろう。

普段の飲み会よりも厄介なのが、特に職場ではそれが半ば強制的な出席を求めるものだからである。酒の場で顔を合わせたくない人、気を使う人と一緒に時間を過ごさなければいけないのが忘年会なのだ。誰もが楽しめる忘年会を開催するのは至難の技だが、できれば気持ちよく新年を迎えられるような心配りをしたいものである。

 

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