加熱式タバコも健康増進法の規制対象へ

スポンサーリンク

現在日本国内でタバコを吸う人の1割以上が、紙巻式から変えているほどの大ヒット商品だそうです。厚生労働省は12月21日、受動喫煙対策を強化するため、この加熱式タバコも健康増進法の規制対象とするとの方針を決めました。

加熱式タバコとは?

タバコの葉を火で燃やして吸うのが紙巻タバコです。

一方の加熱式タバコは、電気的な仕組みで加熱をします。タバコの葉がカセットに入っていて、これを加熱して水蒸気を出す。出てきた水蒸気を吸います。

タバコの葉を加熱することで水蒸気の中に含んだニコチンを吸うので、紙巻タバコを吸っているのと同じ効果があります。

アメリカのメーカーや日本のタバコ産業も販売していて、ひとつ4,000円から9,000円で売っています。

煙が出なくてもニコチンは出ている?

紙巻タバコの場合は燃やすので煙が出ます。その中には一酸化炭素やタールが含まれます。

一方、加熱式タバコでは水蒸気が出るため、一酸化炭素やタールはあまり含まれていません。ただ、ニコチンは含まれているので、両者ともニコチンを吸う道具としては同じことです。

健康への影響は紙巻と同じ

これについては呼吸器の専門医の学会である呼吸器学会が見解を発表しています。

発生する水蒸気の中に、紙巻タバコと同レベルのニコチンが含まれていることを確認していると。燃やさなくても加熱によって、むしろ紙巻タバコでは出てこないような、新たなホルムアルデヒドなどの有害物質が検出されたという研究データもあるそうです。

「加熱式タバコは煙を吸わないから健康にいいというような言い方が一部にありますが、それは憶測にすぎない」というのが日本呼吸器学会の見解です。

加熱式タバコは歴史が浅く、長期間それを吸って本当に健康に被害があったのかどうか、長い期間のデータがないのが現状です。

まわりの人への悪影響は?

煙を吐くような目に見える形の現象がないので、いいような感覚に陥りますが、加熱式のタバコでも、ニコチンを吸って息を吐くと、外に出てきた息の中にもニコチンが検出されたというデータがあります。

現時点で長期間使用して、健康にどういう被害があるかについては、科学的根拠が乏しいです。しかし紙巻タバコ、加熱式タバコ、それぞれから出てくる物質を観測したデータはあり、両者に違いはそんなにない、とされているようです。

世界保健機関(WHO)は、水蒸気の中にニコチンや有害物質が含まれて、その息がまた吐かれて出てくるということは、周りの人にも悪影響が表れる可能性があるという警告を出しているということです。

加熱式タバコを吸う時も、まわりの人への配慮はいつも忘れたくないですね。

お時間のある方に

関連記事

この記事が気に入ったら
いいね ! してね

Twitter でzooを

スポンサーリンク

コメントを残す

*