大赤字なのに社員の基本給アップ「企業が成功するには、まず社員が満足しなければならない」

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日本マクドナルドのCEO、サラ・カサノバ氏の言葉がネットで称賛を浴びています。
12月21日放送の「カンブリア宮殿」(テレビ東京)が、最近のマクドナルドのV字回復ぶりを伝えるなかで、カサノバ社長は、「私たちが成功するためには、まず社員たちが満足しなければなりません。当然のことですよね」と言い切ったのです。

常にハンバーガーチェーンのトップを走るマクドナルド。

ですが、敏腕経営で名を馳せた前CEO・原田泳幸氏の時代、2012年4月頃から売り上げが落ち始めます。

カサノバ氏にトップが変わって間もなく、上海工場での使用期限切れの鶏肉問題や異物混入事件が消費者離れに拍車をかけました。

上海の鶏肉は日本に輸入されていなことが分かったものの、2015年には過去最悪349億円の赤字に転落してしまいました。

これが経営を見直す大きな転機となり、カサノバ氏は全国の店舗に通い、客や現場のスタッフ、店長や社員の声に耳を傾けたのです。

マクドナルドに関わる全ての人とのコミュニケーションを密に図ることで、一体感を生みだす努力をしました。

その結果、2017年の業績はみごとなV字回復を果たし、純利益が過去最高の見通しとなっています。

あるフランチャイズオーナーは、サラの場合は「次は右に行きますよ、左に行きますよ」ということを明確に私たちとコミュニケーションをとってくれるといいます。

「過去最大の赤字を記録した中で、なぜ基本給を上げたのか」

驚くことに、同社は過去最大の赤字に転落した時期、社員の基本給をアップしたといいます。

これは、カサノバ氏が話した言葉です。

「マクドナルドのビジネスは『人』によって支えられています」

「つまり、私たちが成功するためには、まず社員たちが満足しなければなりません。当然のことですよね」

人材を使い捨てにする経営者や、なかなか上がらない賃金に不満を持つ人が多い中、この言葉に感動した視聴者は多かったようです。

あるツイッターユーザーが「マクドナルドCEOのカサノバさん良く言ってくれた! 」とツイートすると、たちまちネット上で話題となりました。

これは日本の経営者に欠けてる思想でしょう。完全に人を使い捨てにし続けて生産性の低い人財を作り出したのは経営者の責任なのです。

とはいえ、日本人向けに開発された「グランバーガー」はふわふわのバンズが本当に美味しそうだった。客のニーズに答え、社員のモチベーションを上げてビジネスを成功に導く手腕は、やはりたいしたものなのです。

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